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展示会の「システムブース」について知っていますか? 展示会のブースデザインには、「木工ブース」と「システムブース」があります。
今回は「システムブース」について解説します。

1.展示会の「システムブース」とは?
「システムブース」とは、あらかじめ準備された金属系のパーツを組み合わせてつくるブースのことです。施工が比較的に簡単で、再利用が可能という面で使いまわすことができますので、費用的に安くすることが可能です

2.システムブースの特徴
システム部材は柱材や梁材など、様々なパーツがあってそれを組み合わせることによって、壁面や展示台など様々なものを作ることができます。有名なのは、ドイツの「オクタノルム」というシステムが有名です。
様々な部材を組み合わせることにより、曲面を表現することも可能になります。
再利用できる部材を使うので無駄にすることもなく、撤去する時にも廃材が少なくて済むことも特徴といえます。SDGsを掲げた展示の際は、廃棄物の多い、木工ブースよりもシステムブースの方が良い場合もあります。

3.システムブースの注意点
サイズが決まっているものが多いため、大きすぎる展示物や、小さすぎる展示物などには工夫が必要になってきます。そのような場合は、ポイント箇所には木工を使用するなどの工夫で対処は可能です。
また、似たようなブースのデザインになることも注意点として挙げられます。独自性という面では、オリジナリティが出しにくいため、細かな調整が必要になってきます。

4.まとめ
システムブースは、施工が簡単で廃棄物も出にくく比較的安価で制作できる反面、オリジナル性が低くなりやすいです。
しかし、展示会は来場者に自社の商品やサービスを伝える場です。ブースのデザインは良くても、商品やサービスが伝わらなければ意味がありません。どのような目的をもって展示会に参加するのかを一度考えたのち、費用感と照らし合わせた展示ブース設営をおススメします。
ファステスでは、木工とシステムどちらも得意としています。予算感に合わせた最適な展示会ブース提案をいたしますので、ご相談お気軽にお待ちしています。

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