展示会の「木工ブース」について知っていますか?
展示会のブースデザインには、「木工ブース」と「システムブース」があります。
今回は「木工ブース」について解説します。
1.展示会の「木工ブース」とは?
「木工ブース」とはその名の通り、ベニヤなどの木材で作るブースのことです。木材の表面に、壁紙や長尺シートを貼って仕上げていくのが特徴です。
2.木工ブースの特徴
木工ブースでは、滑らかなカーブの曲面や丸形など自由度の高い装飾やデザインができます。施工は職人が手作業でおこないますが、レーザーを使いカットもできることから、より複雑な形状も作製することが可能であり木材はサイズにも決まりがないので、寸法も自由に変えることができます。
壁紙やシートを貼るといった方法でカラーリングすることができるため、様々な配色で企業独自のブースづくりに最適といえます。
3.木工ブースの注意点
木工ブースはデザインの自由度が高い反面、デザインに合わせて木製の創造物を作っていく必要があります。基本的には一度展示会で使用すればその後は廃棄となり、材料を再利用して作るシステムブースよりコストがかかります。
また、木材の拾い出しをし、加工をしてクロスや壁紙を貼るといった流れとなっており、ブースの完成までの制作期間はある程度長くなりに手間もかかるということは、頭に置いておかなくてはなりません。
木材ということもあり廃棄物もでやすく、撤去する方法や処分に関しても考えておくべきです。
4.まとめ
「木工ブース」は、自由度の高い装飾やデザインができて加工がしやすいメリットがある反面、システムブースと比べるとコストがかかりやすく、準備期間も長くなるといったデメリットもあります。
しかし、自由度が高くこだわっているポイントを実現させたい時には木工ブースを選ぶ方が良い結果をもたらすことがおおいでしょう。
ファステスでは、「木工ブース」でのデザインから施工まで一貫して対応することが可能です。展示会ブースサポートはファステスにお任せください!